英検対策講座

高得点を取れるような作文を書けるよう訓練します。書けるようになるには、知識・論理的思考が必要です。作文は毎回の課題としメールやLINEで、いつでも提出できます。各級により期待されるレベルや内容が違うため、作文の構成、語数、スピードなどの具体的な指導を授業で行います。「書く」ことを習慣化することで、自分の意見として考える力が身につきます。これはスピーキングでも必要な力です。

英検のスピーキングは、単に「会話する」では合格できません。英会話に慣れているかが問われるわけではなく、きちんと音読ができ、読んだ内容をひと工夫して答え、絵を見て状況を描写し、最後に自分の意見を文章で伝えられるかが、合格の鍵です。また、最近では試験形態が増えており、従来型英検では2次試験、CBTでは同日にスピーキングテストが行われます。対人で行う2次試験とCBTでコンピュータに向かって行うスピーキングでは、テクニカル面での違いがありますので、そうした練習も大切です。

聞き取ることはもちろん、設問を読んで理解し、正しい選択肢を選ぶ必要があります。「発音できる音は聞き取れる」ため、日頃、正しい発音で音読訓練を積むことで、聞き取れる範囲が大幅に広がります。また、聞き取れた英文を和訳している時間はありませんので、英語のまま理解して、情景がイメージできる力が必要です。授業では、実際の過去問題や予想問題を使って練習します。そして、最も重要なことが集中力です。聞き取れる力があっても、聞き逃してしまったら、正答にはつながりません。集中力が高まるオンライン授業が効果的です。

絶対的な単語量は必要ですが、長文読解のためには単語だけでなく、慣用句の活用や構文・文法の理解が不可欠であり、独学で習得が難しい分野でもあります。また、英検2級までに身につけた単語や文法はそのまま大学受験で活かせます。リーディングでは、空所補充・内容一致選択問題など過去問題や予想問題を大量に解き、毎回間違えた部分の解説を授業で理解し切ることで、空所補充や選択の正誤だけでなく、文１つ１つの構造まで理解します。