今年も残りわずか、コロナ禍明け初の年末年始で多くの人が賑やかな時を過ごすことでしょう。しかし、時には特別なことをせず、平常心で穏やかに過ごすこともよいのではないでしょうか。
忙しい日常の中で、自分と向き合う時間がなかなか取れないことはよくあります。静かな年末年始は、一年を振り返り、内省する良い機会となりますね。また、特別なイベントがないからこそ、日常の小さな幸せに気づくことができます。家族や友人との静かなひと時、美味しい食事、読書や散歩など、身の回りにある些細な喜び・日常の中にある小さな幸せの再発見にもなるでしょう。
私の家族も年末年始を「平常心」と決めてから余裕ができ、それまでずーっと気ぜわしく落ち着かなかった年末年始から解放されました。大掃除をして、仕事の合間におせち料理を作って、特別な年末の料理を用意しつつ正月の朝の食卓の準備など…。日本の伝統は大好きですが、今は気持ちだけ伝統に浸かりつつ、空いた時間はコーヒーを飲みながら読書に耽っています。ありがたいです。
思いっきり遊んで楽しむ年末年始でも、静かに日常を過ごす年末年始でも、新しい年はやってきます。今年も大変お世話になりました、どうぞよいお年をお迎えください。