最近、岸田首相の国会答弁でも話題になった「リスキリング」は、英語のre-skillからきており、もとは従業員の再教育や能力の再開発を意味していました。これが、昨今急速に進展しているDXなどに対応できる技術習得の必要性から、技術革新やビジネスモデルの変化に対応するために業務上で必要とされる新しい知識やスキルを学ぶこととなったようです。

リスキリングとは一般的には職場などで現在や将来の仕事に直結することを学ぶことであり、リカレントのように仕事を離れて再度学校などに通ったり、仕事帰りに職場以外学んだり、定年後を見据えて学び直したりすることは少し違うようです。

こうした定義はさておき、コロナ禍も落ち着き始め、多くの職場でやはり英語力は重要なスキルと位置付けられています。例えば、ある経営学修士(MBA)コースを提供してる日本の大学院では、修了要件にTOEIC最低スコア730点を課しています。リスキリングであれリカレントであれ、英語が話せる、英語の書類を読み、英語でメールが書ければ、仕事上の能力は高まるのではないでしょうか。

残念なことに年々日本人の英語力が低下しているようです。昨年末発表された国際語学教育機関(EF)の2022年調査(成人対象)によると、英語を母語としない112カ国・地域のうち、日本人の英語力は前年の78位からさらに順位を落とし80位だったとのことです。円安が国内経済に影響を与え、コロナで国境封鎖で多くのビジネス機会が失われたと日々報道されているグローバル化したはず日本とは思えない結果に見えます。昨今は、AI搭載の翻訳機などすぐれた技術がありますが、人と人のコミュニケーションではやはり英語力は有利なスキルです。

国全体の英語力が低い今こそ、英語力を身につけて「一歩先に」を目指しましょう。英語学習には、高価なテキストや道具、そしてオンライン化で場所さえも選びません。ヴェリータスのお客様は、会社の会議室から、出張先のホテルから、通勤途中の公園から、マンションのベランダからなど様々な場所から受講中です。継続することで、着実に一歩先に進みます。リスキリングにも、リカレントにも、英語力を!

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