米国を代表する歌手ビリー・ジョエルの16年ぶり一夜限りの来日公演へ。最後の日本公演ともいわれ、夢のような時間でした。74歳という年を感じることのないエネルギッシュなステージで、すばらしいピアノ演奏でも大いに盛り上がりました。
日経新聞『「ビリー・ジョエル」がまた来る国に 16年ぶり講演の意味』の記事には、ビリー・ジョエルの魅力は歌声だけでなく冷戦と深いかかわりを持つ半生にもある、とありました。米ロの冷戦が過去のものとなりポスト冷戦の現在は、米中の新冷戦時代ともいわれ「ポスト・ポスト冷戦」とも表現されているようです。そんな中、日本経済は低迷を続け、少子化問題で人口減となり、かつてのように大物「外タレ」が続々と来日する国ではなくなっているようで、寂しいですね。
ビリー・ジョエルの前週の東京ドームには、ブルーノ・マーズの来日公演があり、若い力がすばらしいことも事実です。私は、ビリー・ジョエルのセットリストをSpotifyで聞き、これからも頑張ろうとビリーの姿を思い出しては気合をいれているところです。